モーションレイヤー編集パネルの使用

iClone は、人物の骨格構造とモーション編集システムにおいて最高の水準を満たしています。います。HumanIK を核となるキャラクタエンジンとして使用することにより、3D キャラクタは自動的に床と接触しつつ、直感的なリアルタイム IK モーションコントロールで適切な体のバランスを保つことができます。モーションレイヤー編集パネルを使用することにより、HumanIK を活用し、キャラクタの全てのボディパーツの体のモーションキーを追加または修正することができます。

モーションレイヤー編集には主に2つの機能があります。

• カスタムポーズまたはキーフレームモーションの作成
• 既存のモーションへのモーションレイヤーの重ね合わせ

モーションレイヤー編集パネルを使用したモーションレイヤーの追加

1. キャラクターを選択します。
   
2. 修正パネルのアニメーションタブで、モーションレイヤー編集 ボタンをクリックします。
   
3. 左のダミー画面からエフェクタポイントを選択します。
4. ツールを使用してボディパーツをギズモとともに移動します。

   胸の骨格を移動するため、胸のエフェクタポイントを選択します。	前に移動します。

   フルボディとボディパーツ

   あるキャラクタのポーズを例として考えます。手のエフェクタポイントを移動するとき、フルボディモードとボディパーツモードでは異なる結果になります。
   

   • フルボディ: 任意のエフェクタポイントを移動すると、胴体パーツもいっしょに移動します。
     フルボディモードに限り、複数のエフェクタポイントを選択して一度に移動または回転することができます ( Ctrl キーを押しながらエフェクタポイントをクリックします)。

     手を伸ばします。ボディ全体がこの動きの影響を受けます。	モーションレイヤーメイントラック内の、指トラックを除く全てのサブトラック（ ）に新しいキーが挿入されます。

   • ボディパーツ: 手足や頭のみを移動する場合は、このラジオボタンをクリックします。

     左手を伸ばします。他のボディパーツはそのままの位置になります。	左腕サブトラック（ ）にのみ新しいキーが挿入されます。

5. ツールを使用してボディパーツを回転させます。

   膝エフェクタポイントを選択します。	膝を回転させます。

6. 手順を繰り返し、キャラクタのポーズを微調整します。タイムラインのモーションレイヤートラックとそのサブトラックに結果が保存されます。

   キャラクタのポーズが完成しました。	サブトラック内のモーションレイヤー。 （）

7. 他のエフェクタポイントを編集しているときにエフェクタポイントを移動させたくない場合は、エフェクタポイントの位置と方向を固定することによって骨格をロックします。