リーチターゲットパネルの使用

キャラクタの頭、手、足、またはターゲットオブジェクトに手を伸ばすためには、複数のモーションレイヤーキーを設定する代わりにリーチターゲットキーを使用すると、簡単にこのアニメーションを作成することができます。

リーチターゲットキーの設定

  1. キャラクタとターゲットオブジェクト (プロップなど) を適用します。
  2. キャラクタがターゲットオブジェクトを指さすようにする別のタイムフレームに移動します。
  3. キャラクタを選択し、修正パネルのアニメーションタブ下のリーチターゲット ボタンをクリックしてリーチターゲットパネルを開きます。
  4. 左のダミー画面から右手のエフェクタポイントを選択します。
  5. ターゲットを選択 ボタンをクリックし、3D プレビューウィンドウでオブジェクトを選択してターゲットを指定します。右手のエフェクタポイントが から に変わります。これは、対応するボディパーツがオブジェクトを指していることを示します。

    キャラクタは右手を伸ばし、プロップを指します。

    タイムラインのリーチターゲットキー。

    注意:

    この手順の後では、キャラクタのボディパーツがターゲットを指しているだけです。

  6. オプションとして、キャラクタが本当にターゲットを指さしているように見えるように、手のジェスチャを変更します。
  7. 前にある別のタイムフレームに移動します。同じエフェクタポイントを選択し、解除ボタンをクリックします。
  8. これにより、キャラクタはターゲットを指さすのを中止します。

    キャラクタは徐々に右手を下ろします。

    タイムラインの解除キー。

    注意:

    • ターゲットを解除した後、キャラクタが別のオブジェクトを指さすようにすることができます。
    • リーチターゲットキーを骨盤またはエフェクタポイントに設定した場合、これらはターゲットのピボットにすぐにスナップされます。元のポーズまたはモーションを手のエフェクタポイントに維持すると、それらをドラッグして元の場所に戻すことができます。

トランジションキー

リーチキーとリリースキーによってボディパーツが急に動くことがないように、これらの 2 種類のキーにはトランジション時間が含まれています。この時間を調整することによって、反応時間を長くしたり短くしたりすることができます。さらに、ランジションキーを使用すると、ターゲットを指したり接触したりしているときにボディパーツがねじれるのを防ぐことができます。

  • A - リーチターゲットキーとリリースキー。
  • B - トランジション開始キーとトランジション終了キー。

この時間を長くすると、リーチまたは解除のモーションがゆっくりになります。

注意:

トランジションキーパスまたはリリースキーが選択されている時だけに表示されます。

トランジションキーをドラッグして、リーチターゲットキーとリリースキーから離します。モーションはゆっくりになります。

反対に、モーションをすばやく急にします。

トランジションキーをドラッグして、リーチターゲットキーとリリースキーに近づけます。モーションは急になります。