MotionPlus ファイルとは別のモーションをフィルタリングする

MotionPlus ファイルには、キャラクタやアクセサリー関連のアニメーションが含まれています。それらを再利用するときは、キャラクタのグループにアニメーションを組み合わせたり、またはアニメーションの異なるパスを別々に適用することができます。

ここでは、ふたりのキャラクタがいます；ひとり座って話しています。

もうひとつは、実行中ですがミュートされています。

最初のキャラクタの全動作範囲（体の動き、声と顔の表情）を MotionPlus ファイルとしてエクスポートします。
詳しくは、ボディモーションおよび顔の表情セクションを参照してください。

注意：

コンテンツマネージャの追加ボタンをクリックする代わりに、クリップ収集方法を用いて MotionPlus ファイルを生成することをお勧めします。なぜなら追加ボタンを使用した場合、冗長で不要なデータを多く含んだプロジェクト全体のキャラクタに関連するモーションがライブラリに保存されるからです。
収集クリップ法を用いる場合、キャラクターの動きや表情の正確な範囲を抽出したことを確認してください。

ふたり目のキャラクタ（この場合は、チンパンジー）を選択します。
メインメニューバーからファイル >> MotionPlus をマージをクリックします。前の手順でエクスポートした MotionPlus ファイルを選択します。

以下のフィルタダイアログボックスが表示されます。MotionPlus のボイス、唇同期キーと表情だけが抽出されキャラクタに適用されるように、顔のアニメーションボックスをアクティブにします。

注意：

希望する MotionPlus ファイルをロードするためにモーショントラックを右クリックしてメニューからインポートをクリックした場合は、フィルターパネルは表示されません。なぜなら、インポート機能は現在適用されている動きや表情を置き換えることを意図しているためです。

オリジナルの体の動きが維持されている中、ひとり目のキャラクタのフェイスアニメーションだけが適用されていることがわかります。

注意：

MotionPlus ファイルから部分的な動きを統合する前にキャラクタのターゲットモーショングループを分割する必要があります。これを怠ると、選択されなかったトラックのデータは全て空のデータに置き換えられます。