スムースモードで 360 ヘッドの表情をカスタマイズする(4 の新機能)
G3 と 360 ヘッドはそれぞれ、様々な表情やリップシンクをシミュレートするため、目と口のスプライトに初期状態で複数のエレメントを保持しています。
各エレメントに新しい画像が必要になるため、このプロセスには時間がかかります。
この設定が出来あがってキャラクターが話したり表情を動かしたりし始めると、目と口のエレメントは実際にリップシンクの口形に沿って他の画像と置換されます。
Cartoon Animator が提供するスムースモードでは、これらの目と口の表現はトランスフォーム変換とデフォーム変形によって実行されます。
その結果は、スプライトスワッピングよりもスムーズです。
ただ、口と目のスプライトエレメントが 1つしかない場合は、結果はまだ満足いくものにはなりません。
スムースモード用にマルチレイヤーの顔パーツを作成する
スムースモードの利点を活かすには、口と目にレイヤーを追加して、これらのレイヤーをエクスプレッションのセットアップ中に変換や変形に使用できるようにします。 このセクションでは、口を例として使用します。
- G3 または 360 ヘッドを持つキャラクターを読み込み、コンポーザーモードに入ります。
- 口レイヤーの下にレイヤーを追加してください。
新しいレイヤーをトランスフォームします。 - 顔アニメーション設定パネルを開きます。
ダミーパネルから口を選択します。
- ダミーパネルの下にあるスムーズモードボタンをクリックします。
変換を実行するとすでに設定されている表情は削除されるという警告メッセージが表示されます。
OK ボタンをクリックしてください。
表情の数が合計 18 から 6 に変わります。 - リストから 6 つの表情のいずれかを選択してください。
- 表情アイコンの方向に沿うように、口レイヤーを変換および変形してください。
- 口のレイヤー内の他のレイヤーを選択し、同様に変換と変形ツールを使用して、形状に合わせてください。
- リスト内の他のすべての表情に対して同じ手順を繰り返します。
- ステージモードに戻ります。
声を適用してキャラクターの表情を作ります。