特定のパックのエクスポートとバックアップ
開発中のコンテンツやマーケットプレイスにアップロードされたコンテンツなど、重要なアセットを含むカスタムパックについては、バックアップのために別のドライブにエクスポートし、後々編集が必要になったときにプログラムにインポートすることができます。
データをエクスポートする
- ソース側コンピュータのパッケージャウインドウで、パックタブからエクスポートしたいカスタムパックを選択し、その上で右クリックしてデータのエクスポートコマンドを実行します。
- データのエクスポートのダイアログで、この操作ではコンテンツにリンクしている外部ファイル(テクスチャや動画)はエクスポートされないので、こうしたファイルは手動でバックアップする必要があることを念のため説明しています。
エクスポートボタンをクリックして続行します。
外部ファイル用のログ:
外部テクスチャを有効にすると、外部ファイルの保存パスがテキストファイルに記録され、参照できるようになります。 カスタムフォルダに保存されているファイルはバックアップしてください。
- iClone 8 と Character Creator 4 の場合、環境設定(Ctrl + P)の外部テクスチャセクションにある外部ファイルボタンをクリックすると、ログファイルを見つけることができます。
- Cartoon Animator 5 の場合は、プロジェクト設定パネル(Ctrl + Shift + P)の外部ファイルボタンをクリックすると、ログファイルを見つけることができます。
- iClone 8 と Character Creator 4 の場合、環境設定(Ctrl + P)の外部テクスチャセクションにある外部ファイルボタンをクリックすると、ログファイルを見つけることができます。
- カスタムパックとコンテンツファイルを保存するためのフォルダを USB または別のドライブ上に選びます。
フォルダを選択ボタンをクリックして、処理を完了させます。競合する名前の通知:1つのカスタムパックが異なるカスタムフォルダに同じ名前のコンテンツを含むことがあるため、名前の競合が発生する場合があります。 こうした競合するコンテンツファイルの名前は変更する必要があります。
- エクスポートが完了したら OK ボタンをクリックします。
* 各パックの個別フォルダに以下のデータがエクスポートされます:- カスタムパックに含まれるバーチャルアイテム(参照リンク)のオリジナルコンテンツファイル(カテゴリー別にエクスポートされます)。
- サブフォルダによるファイル構造(各カテゴリの下)。
- 各パックやアイテムの情報とサムネイル。
- テンプレートとカスタムコンテンツ用のCollection folders。
- 不可視に設定されたパックについての情報
- プログラムバージョンに関する情報。
- これでカスタムパックとコンテンツファイルが保存されている USB ドライブを、別のコンピュータに移動することができます。
その後の手順については、データをインポートするの項を参照してください。
データをインポートする
- 別のコンピュータ上のパッケージャを開きます。
この時点ではパックタブにカスタムパックやコレクションはありません。
- 何もないところで右クリックし、カスタムパックのインポートコマンドを実行します。
- データのインポートダイアログで、先にエクスポートしておいたカスタムコンテンツを取り込みたいカスタムフォルダを、ドロップダウン・リストから選択します。
インポートボタンをクリックします。
- 先にエクスポートしたデータが保存されているフォルダ(データをエクスポートする > ステップ3で述べたように)を選択します。
フォルダを選択ボタンをクリックし、手順が完了するまで待ちます。競合する名前の通知:新しいコンピュータに同じ名前のパックがある場合、ファイルの上書きを要求されることがあります。
上書きボタンをクリックすると、パックのコレクション設定とコンテンツファイルをインポートして、ソースコンピュータと同じファイル構造を再構築します。 キャンセルボタンをクリックすると、現在のパックをそのまま残します。 - データがインポートされたら OK ボタンをクリックします。
- ご覧のように、パックとコレクションセットはすべてパッケージャ内に再構築されます。
また内部のバーチャルアイテムも、カテゴリーとサブフォルダーに整理された状態で表示されます。
- コンテンツマネージャのカスタムタブで、手順3で指定したカスタムフォルダに切り替え、パックアイテムのオリジナルコンテンツを探します。
カスタムコンテンツが対応するカテゴリにインポートされ、各カテゴリ下のファイル構造が再構築されていることが分かります。
- コレクションはマイコレクションノードの下に取得されるため、通常どおり同じカスタムフォルダからコンテンツをフィルタリングして適用することができます。
- カスタムコンテンツにリンクしている外部ファイル(テクスチャやビデオ)がある場合、これらの外部ファイルがネットワークドライブ上で元と同一の場所に保存されていることを確認するか、新しいコンピュータ上のコンテンツが保存されている同じフォルダに手動で転送してください。
そうしないと、カスタムコンテンツは元の外部ファイルとのリンクに失敗します。
* これらのファイルを再リンクするには、外部ファイルのログを参照してください。