3D と 2D モーション図

CrazyTalk Animator では、キャラクターのモーションは、3D と 2D のモーションに分かれています。但し本製品は 2D アニメーション用のアプリケーションですので、より良い 2D 編集のための 3D モーションを2Dモーションに変換する特定のワークフロー（以下に示すフェーズ）があります。

*フェーズ間の作業は一方向の方向でのみ行われます。ひとつのフェーズの中でしたらモーションをお好きに（前後に）編集することができますが、前のフェーズに戻ることはできません。

フェーズ1：3D モーションの修正

フェーズ2：2D 編集スキルを使ってモーションを滑らかにする

Pro と Standard ユーザーは、特定のスキルによって 3D モーションまたは 2D モーションを滑らかにすることができます。このスキルにより、アニメーションの興味とドラマチックさを高めることができます。

スプライトスイッチアニメーションをスプライトエディタを使って作成します。
2D モーションキーエディタを使用して、オリジナルのモーションにモーションレイヤキーを追加します。
パースペクティブ強度を設定してキャラクターの空間的および次元の感覚を誇張します。
パペット機能を使用して、複数のカスタム 2D モーションを作成します。
ふたつのキーまたはクリップの間のトランジションカーブまたは特定のモーションのタイムワープカーブを調整することができます。
フリーフォーム変形機能を使用して、興味を増すために身体の一部を歪ませます。
モーションの整列機能を使って、ある身体部分のふたつのモーションを並べます。

特定のパスおよび方向にキャラクターやプロップが動くように設定することができます。

注記:

詳細につきましては、2D モーションを使用するセクションを参照してください。

アニメーションの原則

CrazyTalk Animator の 2D 編集機能を組み合わせることで、基本的な原則に従ったより興味深く、また魅力的なアニメーションを作成することができます。

アニメーションの原理	説明	対応する特徴
タイミング	アニメーションが完了するまでの時間の長さ	または
間隔	2つのキーポーズ間の距離	+
収縮と伸長	アニメーション中のオブジェの圧縮と伸長	+
期待	メインアニメーションの前の反対方向のアニメーションは、次のアクションがメインであることを視聴者に知らせる役目をします。	または + +
ステージング	あいまいさのないアニメーションや単純に見た目のままのアニメーションはボディーランゲージとして知られています。	ライブラリからモーションを適用するまたは
ポーズツーポーズ	キーポーズの設定、ブレークダウンの追加、インビトウィーンズを追加する
ドラッギング、フォロースルーと重複アクション	メインアクションに比べたオブジェのアニメーションの柔軟性	または +
スローインとスローアウト	アニメーションが完了するまでの時間の長さ	+ または +
弧	アクションのパス;一般的に、方向の急激な変化のない滑らかな流れ	または +
二次アクション	メインアクションの二次的なアニメーション二次的なアニメーションは、メインアクションに関連する、または関連しなくても構いません。	または
誇張	アクションをさらに誇張します。	または
二次アクション	メインアクションの二次的なアニメーション二次的なアニメーションは、メインアクションに関連する、または関連しなくても構いません。	以下にリストされている操作を組み合わせることもできます。
ソリッドデッサン	ソリッドデッサンとは良い図を指します。良い図は、主にキャラクターのポーズで決定さます。そのため、ソリッドデッサンは視聴者を説得するためにキャラクターに良いポーズを与えます。	+
アピール	アニメーションを明るくさせる気持ちの良い品質。	レンダリングスタイル
重さ	適切な重みで重いアニメーションを作成する	+ または +