作業環境 – ドッキングエリア

新しい Qt UI デザインを使用すると、各種の作業パネルを画面の任意の領域にドラッグし、ドッキングし、組み合わせることができます。 どのようなシナリオにおいても最速のワークフローの実現が可能です。 作成したカスタム UI レイアウトは、将来の再使用のために保存しておくことができます。 アニメーション用のビュー、シーンのセットアップのためのビュー、あるいは映画用のビューなど、様々なレイアウトのフレームワークを素早く切り替えることが出来ます。

ドッキング可能なエリア

プログラムのドッキング可能な領域は、 トップ / ボトムおよび左 / 右のエリアに用意されています。 プログラムの中央は、現在編集している 3D コンテンツを表示するプレビューウィンドウです。

  • トップエリア: トップ領域には、次のような全てのタイプのツールバーをドッキングすることができます。 プロジェクト一般カメラ物理演算修正ツールグローバルイルミネーション
  • ボトムエリア: トップエリアにドッキングできる全てのツールバーに加えて、ボトムエリアはプロジェクト一般カメラ物理演算修正ツールグローバルイルミネーションタイムラインとドッキングすることができます。
  • 左と右のエリア: 物理演算ツールバーグローバルイルミネーション (GI) ツールバーコンテンツマネージャシーンマネージャ修正環境設定プロジェクト設定ビジュアル設定ミニビューポート、 または、Indigo などの任意のプラグインパネルは、左右の領域にドッキングすることができます。 ドッキング方法はスタックまたはトップダウンから選択できます。
    • スタック: スタック方式は、1つのペインに全てのパネルをドッキングすることを意味します。 これらのパネルを切り替えるには、垂直タブ上でクリック(またはマウス・ローリング)します。
    • トップダウン: トップダウン方式は、垂直方向に個々のパネルをドッキングすることを意味します。 ドッキングされた各々のパネルを並べて見ることができます。

ドッキングパネルの利点

パネルをドッキングまたはドッキング解除することには、いくつかの利点があります。

  • カスタマイズ可能なユーザーインターフェイス・レイアウト: レイアウトを再配置し、それを標準のワークスペース・レイアウトとして保存することにより、ご希望のレイアウトにカスタマイズすることができます。
    1. ワークスペース・レイアウトをお好みのものにアレンジします。
    2. ウインドウ >> ワークスペース >> レイアウトを保存コマンドを実行します。
    3. 同じメインメニューの標準コマンド(Ctrl キー + 2)を実行することにより、標準レイアウトは、前の手順で保存したものになります。
    4. レイアウトを Clone がインストールされたときの状態にリセットするためには、リセットレイアウトを実行します。
  • 便利な埋め込みレイアウトのテンプレート: iClone は特定の目的用に設定された、いくつかのタイプのレイアウトを提供しています。
    • アニメーション(Ctrl キー + 3): プレビューウィンドウ内のコンテンツのアニメーションを作成するために特化されています。
    • ビジュアル効果(Ctrl キー + 4): 視覚効果やカメラ関連の設定を調整したいときには、このレイアウトに切り替えてください。
    • 最終レンダリング(Ctrl キー + 5): 希望するメディア・タイプにエクスポートするために、プレビューウィンドウとレンダーパネルのみが表示されます。

  • デュアル・モニターを利用したより広い編集環境: デュアルモニターユーザーであれば、より自由にワークスペースを再配置することができます。