モーションブラー効果の使い方

モーションブラーは、高速移動のぎこちなさや粗さを回避するための最適なソリューションであると同時に、高速移動の感覚を与えるために必要な「ボケとブレ」の効果を提供します。

モーションブラー効果無し

モーションブラー効果有り

モーションブラー設定は、ビジュアルパネル(F7)内にあります。

  • モーションブラー:このチェックボックスを有効にすることでモーションブラー効果が使用できるようになります。 更にそれに加えて、ビューポートでリアルタイムにモーションブラーのレンダリング機能を動作させるには、環境設定パネルのモーションブラーチェックボックスを有効にする必要があります。

    ビューポートでモーションブラー効果をより明瞭にレンダリングするには、再生モードをフレーム単位に設定します。
  • 強度:このスライダーでモーションブラー効果を増減させることができます。

    強度 = 0

    強度 = 100

  • フレームブレンド:このスライダーで、ぼかしがかかるフレームの透明度を決めることができます。 値が高いほど、移動するオブジェクトのブレのストリークが長くなります。

    フレームブレンド = 0.00(端が透明)

    フレームブレンド = 1.00(端が明確)

  • カメラ切り替え後にモーションブラーをリセット:この設定で、カメラがフレームをスイッチした際にモーションブラーが継続するかどうかを切り換えます。

    無効化

    有効化

FPS とモーションブラー

モーションブラー効果は、4つ前のフレームまでオブジェクトをレンダリングし、そのレンダリング結果を現在のフレームに重ね合わせます。

そのため、1秒あたりのフレーム数が多いほど、モーションブラーは目立ちにくくなります。

FPS = 30

FPS = 120