キャラクター会話時の口のぎこちない動きを解消

会話スクリプトがアクターに適用されると、口が口形素と呼ばれる様々な唇の形をとって動き始めます。

しかし、口形素を生成するためのアルゴリズムはそのままでは、しばしば突発的な変化をもたらす冗長性を起こします。

リップシンクオプションパネルで、こうした突発性の問題を解消することができます。

口形素の生成

  1. iClone Character Creator によって作成された G6 キャラクターを適用します。

    注意:

    HeidiMason も G6 キャラクターですが、彼らは iClone Character Creator から生成されたものではありません。

  2. キャラクターに、その音声としてオーディオファイルを適用します。
  3. タイムラインをチェックして、キャラクターの下に口形素のトラックを見つけます。サブトラック内に、大量の口形素が自動的に追加されているのが確認できるはずです。
  4. 再生して結果を確認すると、ひとまとめに集合化された口形素によって、時折口の動きがぎこちなくなっている個所が見受けられます。

唇キーの削減

冗長な唇キー(口形素)を低減するには、以下の手順に従います。

  1. トラック上で、空きスペースを右クリックして右クリックメニューを表示します。
  2. 唇キーの削減コマンドをクリックします。
  3. トラック内のクリップに含まれている冗長な唇キーが非表示になります。
  4. 再生すると、ぎこちなさは解消されています。