不透明度マップが使用されたプロップの影は、個々に修正パネルで設定できます。不透明度テクスチャがグレースケールの場合、オブジェクトの不透明度画像に従って影の表示を決定できます。
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不透明度テクスチャが使用されていないプロップ。 |
グレースケールの不透明度テクスチャが適用されたプロップ。プロップの透明度レベルが変わっても影には変化がありません。 |
iClone には、不透明度マップを使用するプロップの影の調整設定に、アルファのしきい値と影のしきい値が用意されています。
影のしきい値は、不透明度画像がマップされたプロップの影のみに作用します。不透明度テクスチャ内のピクセルに対して、そのグレースケール値がしきい値内であるかどうかが検出されます。この結果次第で、ピクセルにマッピングされた表面の各部分は、不透明あるいは透明になります。しきい値が高くなるほど、影の量は少なくなります。この値を変更しても、プロップ自体の外観は変化しないことに注意してください。
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影のしきい値 = 30 |
影のしきい値 = 50 |
影のしきい値 = 70 |
不透明度マップを使う方法に加えて、影のしきい値の値を調整することで、髪の影の品質を髪自体への変更を行うことなく高めることができます。
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影のしきい値 = 1 |
影のしきい値 = 60 |
アルファのしきい値では、不透明度マップは二値的なフォーマットに変換され、その結果はプロップの見た目とその影の両方に影響を及ぼします。オブジェクトの、アルファしきい値に達する濃度でマッピングされている部分だけが表示されます。残りの部分は非表示になります。
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アルファのしきい値 = 30 |
アルファのしきい値 = 50 |
アルファのしきい値 = 70 |
アルファしきい値は、髪の毛を見映えよくトリミングするのにも使用することができます。毛髪が変更されると、影も調整されます。
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アルファのしきい値 = 0 |
アルファのしきい値 = 40 |