アタッチは旧バージョンの iClone のマージ機能と類似していますが、アタッチは所属する各ノードの個別編集が可能です。関係を保ったままの状態でライブラリに合体したオブジェクトを追加することができます。
ここでは、アタッチのプロセスを解説するためにプロップを使用します。
アタッチ関係の子ノードとして使用するプロップを選択します。
修正パネルの属性タブに移動して、アタッチセクションまでスクロールし、ペアレントを選択ボタンをクリックします。別の方法として、対象を右クリックして、右クリックメニューのを選択することもできます。
3D ビューアに移動し、ターゲットオブジェクトをクリックしてください。
a. 操作ツールを使用している場合は、親ノードをワンクリックした場合はグループ全体の選択、子ノードをクリックした場合はその形状の選択になります。
b. カメラツールを使用している場合は、ダブルクリックをしてグループ全体を選択します。子ノードの選択にはシーンマネージャを使用します。
このボタン をクリックします。そして子ノードにリンクするパネルにある親ノードの位置を整列をオンにし、子ノードを親ノードに整列させます。位置オプションを選択すると、子ノードが親ノードに合わせて配置されます。これにより、子ノードの位置を手動で調整する必要はなくなります。
コンテンツマネージャにある追加 ボタンをクリックし、マージされたオブジェクトをライブラリに保存します。(アタッチした関係は保持されます。)
注意:
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子ノードを選択すると親オブジェクトから移動、回転またはスケールデータの継承が行えます。これらは、デフォルトでチェックされています。
次の例では、リアタイヤは既にフレームにアタッチされ、フレームの移動、回転、スケールのデータを継承しています。
ここではさらに、前輪の移動/回転/スケールボックスがオフの状態から、前輪をフレームにアタッチしていく手順を説明します。
![]() 次の設定で前輪をフレームにアタッチ |
![]() フレームから離れてしまう |
![]() 次の設定で前輪をフレームにアタッチ |
![]() フレームを回転させる |
![]() 次の設定で前輪をフレームにアタッチ |
![]() フレームをスケール |