ソルバーの周期セクションでは、ソルバーの周期はソフトボディのさまざまなアニメーションのディテールを決定するとお考えください。これらの計算のほとんどは、衝突が発生したときに行われます。衝突マージン設定は、様々なソフトボディが他の物理演算有効なオブジェクトと衝突した際の反応を決定するのに役立ちます。
柔らかい布が他のリジッドボディや自分自身と干渉するよう設定したい場合は、これらの設定を有効にする必要があります。この設定が有効になっていないと、アニメーション時に柔らかい布は全てのリジッドボディと自分自身を貫通してしまいます。
これらの設定がオンの場合には多くのシステムリソースが消費されます。従って柔らかい衣服が他の全てのリジッドボディから隔離されている場合は、この設定は無効にしてください。
ソフトとリジッドの衝突 = オフ 柔らかい布はリジッドボディを貫通する |
ソフトとリジッドの衝突 = オン |
自己衝突 = オフ 柔らかい布は自分自体を貫通します |
自己衝突 = オン |
衝突マージンとは、衝突時の柔らかい布の表面からの反応距離のことです。値が高いほど、他のオブジェクトが遠くにある地点から衝突が発生します。これは、ターゲット·オブジェクト(主にリジッドボディ)の鋭いエッジが、柔らかい布を通過してしまう場合は特に便利です。
衝突マージン = 10 |
リジッドボディのエッジが、柔らかい布を貫通している。 |
衝突マージン = 20 |
柔らかい布は、リジッドボディの表面からは少し離れて移動します。 |
衝突マージンの設定が高すぎる場合には、衝突シミュレーションはターゲットオブジェクトから遠く離れた地点で発生してしまうので、不自然な結果を引き起こすことになります。
衝突マージン = 99 |
柔らかい布はリジッドボディからあまりにも遠く離れすぎています。 |