慣性の設定は、運動状態における物理演算オブジェクトの他のオブジェクトに対する抵抗を指します。これによりオブジェクトの速度や方向が変化します。言い換えると、静止時のオブジェクトはその状態を保持します。
柔らかい布に異なる慣性値を設定することにより、ある慣性力によって変化させられるまで、その布が一定方向に動き続ける様子を作成することができます。
以下は(2個所のコーナーが固定された)柔らかい布が、特定の時間に突然停止する様子です。
布全体が停止したときに、布地のピン止めされていない部分が異なるレベルで動き続けるように設定したい場合には、異なる慣性値を設定します。
慣性 = 0 柔らかい布は停止位置を超えません。 |
慣性 = 10 柔らかい布は少し停止位置を越えて行きます。 |
慣性 = 20 柔らかい布は停止位置を越えて行きます。 |