マテリアルマッピングテーブルファイルを伴うパイプライン(V6.5 新機能)

FBX のエクスポートを追加してパッケージ化されたマテリアルの情報を持ち込むことによって、テクスチャのない Alembic ファイルに多数のテクスチャを割り当てる作業を、3〜4倍効率化することができます。

iClone から Alembic、テクスチャ、マテリアル対メッシュのマッピングテーブルファイルをエクスポートする

  1. のアニメーションを持つオブジェクトを作成します。(この場合は、凧)
  2. オブジェクトを選択し、ファイル >> Alembic をエクスポート...のコマンドを実行します。
  3. 必要に応じて、エクスポート範囲グループ内の3つのラジオボタンの一つを選択します。

    また、テクスチャをエクスポートボックスをアクティブにして、必要とするすべてのテクスチャをエクスポートしてください。
  4. オブジェクト、アニメーション、そしてマテリアルマッピングテーブルは、それぞれAlembicテクスチャ画像.ini ファイルにエクスポートされます。

    注意:

    .ini ファイルには以下に示すように、メッシュとマテリアルのマッピング情報と、マテリアルとテクスチャ画像の関係性が記述されています。

    ini ファイル

    メッシュ

    マテリアル

    テクスチャ画像

3Dツールのプラグインを用いてマテリアルと Alembic ファイルを統合する

  1. お気に入りの 3D ツールを起動します。
  2. Alembic ファイルをインポートするために作成されたプラグインを起動します。
  3. プラグインの対応するフィールドに、Alembicテクスチャの入ったフォルダ.ini を割り当てます。

    注意:

    プラグイン作成能力を持ったデベロッパー用情報。.ini ファイルはマテリアル対メッシュのマッピングテーブルを提供するもので、これによって Alembic マテリアルの50ステップにわたる適用プロセスをシンプルなワンクリックに削減できます。

  4. 対象の 3D ツールで、OK をクリックしてアニメーション付きのオブジェクトを再生成します。