プロジェクトのカスタム範囲をプレビューする（7.7 の新機能）
プレイバーは iClone シーンをリアルタイム再生をコントロールする用途で用いられます。 しかし、出力範囲全体でなくプロジェクトの特定の範囲を繰り返しオーサリングしなければならない場合もあります。 こうした場合はプレビュー範囲機能を使うことで、所定の範囲を効率よく再生して観察することができます。 この機能を使用すると、パペット編集処理（マルチレイヤーレコーディング）や、特定のカメラビューの所定の範囲を見ることが容易になります。
マルチレイヤーレコーディング
- プロジェクトを作成し、プレイバーを表示します（ショートカット：F9）
- ループボタンの横にある下向き矢印を押します。
- コンテクストメニュー内のプレビューコマンドを選択します。
下図のように２つの黄色いマーカーが表示されます。
- ２つのマーカーフラッグをドラッグして、プレビュー範囲を決定します。
- モーションパペットパネルを開いて、マスク機能を使用して両脚だけを選択します。
- モーションのレコードを開始します。
レコーディングは、プレビュー範囲の終端フラッグに到達すると自動的に停止します。
- 開始ボタンをクリックして、プレイヘッドをプレビュー範囲の開始フレームに移動させます。
- 別のモーションパターンと他のボディパーツを選択します。
再度レコードします。
- 先ほどと同じフレームでレコードは終了します。
このような手順によって、正確で絶対的な長さのマルチレイヤーレコーディングが可能になります。
