エンドエフェクタの回転を有効にする(4 の新機能)
特定のボーンをロックしたまま回転だけさせたい場合は、エンドエフェクタの回転機能を有効にすることで可能です。 つま先の動きを作り出したり、特定のボーンチェーンの両端を釘付けにするのに適しています。
つま先立ちにする
エンドエフェクタ回転機能を使用すると、足首をドラッグするだけでキャラクタにつま先立ちのポーズをさせることができます。
- 新しいスタンダードキャラクターを作成してください。
- 2D モーションキーエディタを開きます。
- 腰を下ろして体を前傾させます。
- 手の位置を設定します。
- コンストレイントボックスとエンドエフェクタ回転ボックスをアクティブにします。
エンドエフェクタの色がマゼンタに変わります。 - エンドエフェクタで足首のボーンの 1つを選択します。
- 足首のボーンをドラッグします。
(脚部)チェーン終端のエンドエフェクタにあるボーンはロックされていますが、それでも回転は可能です。
- もう一方の足についても同じ手順を繰り返します。
必要に応じてつま先の角度を調整します。 - これでキャラクターはつま先のポーズになります。
中間位置でのエンドエフェクタの使用
ボーンチェーンに 2つ以上のエンドエフェクタが含まれている場合は、ボーンチェーンとエンドエフェクタの特性を利用してチェーンの両端(ルートボーンとエンドボーン)を固定し、一方他のボーンは自由にアニメートさせることができます。
エンドエフェクタの回転を有効にすると、エンドエフェクタに繋がっている他のボーンやチェーンのルートボーンがアニメートされている最中もエンドエフェクタがアタッチされているボーンは常に釘付けになり、回転だけが可能であることにご注意ください。
- フリーボーンキャラクターを作成します。
コンポーザーモードでは、動きのための十分なスペースを確保するために、ボーンは意図的に Z 型に配置します。
- 中央と終端のボーンにエンドエフェクタを作成します。
このステップの後に、オプションでリグ GUI を作成できます。 - ステージモードに切り替えます。
- キャラクターが選択されていることを確認して、2D モーションキーエディタを開きます。
- コンストレイントボックスとエンドエフェクタ回転ボックスをアクティブにします。
- エンドエフェクタで中央のボーンを選択してアニメートします。
ご覧のように、チェーンのルートとエンドボーンは静止したままですが、他のボーンは自由に動かすことができます。
- 両端を固定したまま異なるタイムフレームでキーを設定し、もがくキャラクターを作成します。
注意:
他の(エンドエフェクタが接続されていない)黄色のボーンを選択した場合は、ボーンチェーンは通常どおりに機能します。
エンドエフェクタはチェーンに影響を与えません。