Gif アニメーションをエクスポートする
静止画 PNG ファイルのキャプチャを素早く行ってそれを外部のアプリケーションソフトウェアにペーストするだけでなく、 Gif アニメーションを直接インポートすることによってドキュメントをより魅力的でユニークな見た目に仕上げることができます。 複数のオブジェクトを Gif アニメに含めることもできます。 Saul とスケートボードの作例をご覧ください。
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簡単なドキュメントを作ります。この例では Microsoft PowerPoint ファイルを使いました。
- Cartoon Animator を開いて、ご自身でユニークなアニメーションを作成してください。
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クイックキャプチャしたいオブジェクトをすべて選択します。
- レンダ >> クィック キャプチャからクリップボード >> アニメーション Gif を実行します。
(ショートカット:Windows - F8、Mac - fn + F8)
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パネル内のパラメータを設定し、パネル下にあるエクスポート ボタンをクリックします。
- 透過: GIF アニメーションアルファチャンネル情報付きでエクスポートしたい場合は、このボックスを有効にしてください。
- ループオプション: これらの3つのボタンは GIF アニメーションのループ回数を決定します。
- 外部ソフトのターゲットドキュメントに切り替えます。
- システムクリップボード内のデータをドキュメントにペースト(Ctrl + V)します。
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ペーストしたオブジェクトがドキュメント内の適切な位置に来るように移動させます。
注意:
- エクスポート ボタンを押すとキャプチャされた GIF アニメーションが Windows コンピュータのクリップボードに保存され、Microsoft PowerPoint などのターゲットアプリに直接ペーストすることが可能です。
- マックユーザーの場合は、エクスポートボタンをクリックすると、キャプチャされた GIF アニメーション がデスクトップに保存されます。 アニメーション結果を適用するには、コピー&ペーストを使用する代わりに、そのキャプチャされたアニメーションを Apple Keynote(この機能が使えるのはバージョン 6.2 以降)などのターゲットアプリにドラッグする必要があります。
GIF アニメーションを素早くエクスポートしたい場合は、単独あるいは複数のオブジェクトを選択して、以下のイラストの手順をお試しください:
*出力時間は、選択されているオブジェクト、それらのモーションやアニメーションクリップ、そして再生ヘッドの位置に基づいて自動的に配置されるマークイン・マークアウトフラグによって決定されます。
- 単独オブジェクト(モーションやアニメーションを伴う)選択の場合:
再生ヘッドをまたぐクリップが無い場合は、再生ヘッドから 100 フレームがエクスポートされます。
クリップが再生ヘッドをまたいでいる場合は、エクスポートレンジはそのクリップと同じ長さに自動的に変更されます。
再生ヘッドをまたぐクリップが無い場合は、現在のフレームから 100 フレームがエクスポートされます。
- 複数オブジェクト(モーションやアニメーションを伴う)選択の場合:
再生ヘッドをまたぐクリップが無い場合は、現在のフレームから 100 フレームがエクスポートされます。
もし1つのクリップだけが再生ヘッドをまたいでいた場合、エクスポートレンジはそのクリップと同じ長さに自動的に変更されます。
もし複数のクリップが再生ヘッドをまたいでいた場合、出力レンジは両方のクリップを合わせた長さに自動的に変更されます。
もし1つのクリップだけが再生ヘッドをまたいでいた場合、エクスポートレンジはそちらのクリップと同じ長さに自動的に変更されます。
再生ヘッドをまたぐクリップが無い場合は、現在のフレームから 100 フレームがエクスポートされます。
- クイックエクスポートのレンジは自動的に決定されますが、マークイン/マークアウトフラグをドラッグして手動で長さを変更することも可能です。
キャプチャしたアニメーションのスムーズさはフレームレートによって定義され、そのデフォルト設定は 15fps です。 例えば 4 秒間の 15fps 500x700 アニメーション GIF を高品質レンダリング出力した際のファイル容量は約 1MB になります。 アプリケーションに応じて最適化されたパフォーマンス、視覚的クオリティ、そしてデータサイズのバランスを取るためには、フレームレートと解像度に注意してください。
キャプチャプロセスの高速化のため、キャプチャされた GIF アニメーションの結果はその時点で Cartoon Animator 内で表示されているオブジェクトのサイズ(ピクセル)と全く同じになります。 従ってアニメーション GIF の解像度を上下させたい場合は、スクリーン上の対象オブジェクトを拡大/縮小させることになります。 例えば高解像度ディスプレイモード(例:MacBook Pro 15” モデルの 2880x1800 Retina ディスプレイ)ならば、キャプチャ機能を使用して非常に高解像度の GIF 出力を得ることができます。
出力サイズを厳密に規定したい場合は、メディア形式への出力を使用してください。
アルファチャンネル情報付きの透過型アニメーション GIF を選択した場合は、アニメーションデータをエクスポートする際 Cartoon Animator はエッジ部分のアンチエイリアス計算用にプロジェクトの背景色を使用します。
従ってエッジの品質を最良にするには、プロジェクトの背景色をターゲットの背景に合わせるようにしてください。
アニメーションクリップをキャプチャする前に、素材の背景色にうまく馴染むアニメーション GIF をエクスポートできるようにプレイバーのプロジェクト設定ボタンをクリックして適切な背景色を選択します。
プロジェクトの背景色はデフォルトでは白になっていますが、状況によっては上手く馴染まないかもしれません。 例えば、白の背景色は白地のドキュメントには非常に良い結果をもたらしますが、黒いドキュメントでは境界にアーチファクトが生じるでしょう。逆の場合も同様です。
白い背景色は白地のドキュメントでは上手くいきますが、 黒地の場合は望ましくない白いアウトラインが生じる可能性があります。 |
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黒い背景色は黒地のドキュメントには上手く馴染みますが、白地のドキュメントではエッジが太くなることがあります。 |