オブジェクトのボーン
キャラクターやプロップなどのオブジェクトは、ボーンによってリギングできます。 ボーンは、スプライトのエレメントを囲む三角形のワイヤーフレームを駆動することによって、オブジェクトをアニメーションさせることができます。
オブジェクト、ボーン、スプライトの関係
オブジェクトの最も基本的な構造は、以下の例のように 1つのボーンと 1つのスプライトで、1つのオブジェクトを制御する状態です:
- コンポーザーモードに切り替えると、オブジェクトにダミーボーンとスプライトが 1つずつ含まれていることがわかります。
- スプライトエディタを開くと、スプライトとそのスプライト内のすべてのエレメントが表示されます(この例ではエレメントは 1つだけです)。
- オブジェクトにボーンを追加した場合、ボーンとスプライトは実際にはダミーボーンの子ノードになります。
- 追加されたボーンはスプライトの最初のエレメントのみをアニメーションさせることができるので、もし同じスプライト内に他のエレメントがあっても、これらのボーンによって影響は受けません。
従ってオブジェクトのアニメート中にボーンを調整しても効果は生じません。 - レイヤーマネージャで選択したボーンに新しいレイヤーを追加することによって、ボーンにスプライトを追加できます。
- 子ボーンは新しく取り付けられたスプライトにのみ影響を与えます。
ボーンとスプライト
追加されたボーンとスプライトはどちらもダミーボーンの子階層にあるので、それぞれに関連付けを行うことができます:
- オブジェクトが複数のスプライトで構成されている場合、各スプライトはダミーボーンの下階層の初期ボーンを持ちます。
- この初期ボーンの下に、さらにボーンを追加することができます。
これらのボーンは、個々のスプライト要素に対して影響を与えます。
キャラクター用のボーンとスプライト
キャラクター用のボーンも前節のルールに従います。 ただし、ボーンとスプライトには制限があります:
- ボーンとそれにアタッチされたスプライトには特定の名前が与えられており、これを変更することはできません。
- アタッチされたプロップはアクセサリーとなり、その親ボーンによってのみアニメーションさせることができます。
- アクセサリーには自由にボーンを追加することができます。
- また、ボーンにバネの特性を持たせて、弾むような効果を出すことも可能です。