G3 テンプレートハンドを適用する(4.2 の新機能)
Cartoon Animator にはアニメーション・メソッドとして2種類の異なった手法、スプライトハンドとボーンハンドがあります。 以前のバージョンでは、組み込まれているキャラクターはすべてスプライトハンドで作られています。 コンポーザに移動して、必要に応じてスプライトハンドとボーンハンドのいずれかを適用することができます。
これらの2種類の手法によるアニメーションデータは、お互いに互換性がありませんのでご注意ください。 現時点では、Cartoon Animator にプリインストールされているモーションはすべてスプライトハンドアニメーションになっています。 アニメーションライブラリからテンプレートモーションを適用すると、キャプチャされた、またはライブラリから取得した、既存のボーンハンドアニメーションは破棄されます。
スプライトハンド | ボーンハンド |
手全体に対して1つのボーン。
| 各手に設定された22個のボーンセグメントを使用して、スムーズなハンドモーションのトランジションを作成できます。
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ボーンハンドは G3 または G3 360 Human キャラクターに対して適用することができます。
- G3 または G3 360 Human キャラクターを用意します。(この例では Martha)
- 機能ツールバーのコンポーザー ボタンをクリックします。
- コンポーザーモードでコンテンツマネージャを開きます。
- ボディ >> テンプレートタブ >> Hands >> G3 >> ボーンハンドライブラリに切り替え、キャラクターに最適なテンプレートを見つけ出します。
- テンプレートをダブルクリックするかキャラクターにドラッグして、ボーンハンドをキャラクターに適用します。
この例では G3 360 Human ボーンハンドテンプレートを G3 360 Human キャラクターに適用しています。
- これでキャラクターにボーンハンドが適用されました。
- ステージに戻る ボタンをクリックしてステージモードへ戻ります。 これでハンドジェスチャーを編集したり切り替えたり、さらにはモーキャプデバイスを使用して手のモーションをキャプチャすることもできます。
ヒューマンキャラクターのボーンハンドテンプレートは様々なカテゴリーに分類されています。
このカテゴリー下のテンプレートは組み込まれた G3 360 Human キャラクターに最適化して制作されています。
一般的な G3 Human キャラクター
Dummy for 3D Motion
このカテゴリー下のボーンハンドテンプレートは組み込まれた G3 360 Human キャラクター(Elastic Folks タイプ)に最適化して制作されています。
このカテゴリー下のボーンハンドは任意の G3 360 および G3 ヒューマンキャラクターに対して適用することができます。
このカテゴリー下のボーンハンドは Cartoon Animator 4 Power Tools に含まれる Vector Buddies キャラクターに最適化して制作されています。
それぞれのカテゴリーにおいて、3つの主要な視点 Palm front (掌を正面に)、Palm up (掌を上に)、Palm down (掌を下に) の中から選択することができます。 テンプレートの角度に応じて、ハンドポーズエディタの中から必要とするハンドポーズに適した手の向きを選択できます。
Palm front | Palm up | Palm down |
ハンドポーズエディタで手の向きがどこに向いていても使えるハンドポーズ | ハンドポーズエディタで手の向きが上に向いているハンドポーズに最適 | ハンドポーズエディタで手の向きが下に向いているハンドポーズに最適 |
ヒューマンキャラクター用のスプライトハンドテンプレートは、組み込まれている G3 360 Human および G3 Human キャラクターに特化して作成されています。
スプライトエディタを使用して、ハンドスプライトを 30 のハンドポーズの中から切り替えることができます。
ボーンハンドとスプライトハンドのいずれにおいても、手のコンテンツをあなたのカスタムハンドアセットとしてセーブして、 それらを他の G3 や G3 360 Human キャラクターに適用することができます。