ボーンハンドキャラクター(4.2 の新機能)
デフォルトのボーンハンドキャラクターは Cartoon Animator Version 4.2 以降で作成されます。 彼らは G3 テンプレートボーンにボーンハンドが追加された状態で構成されます。 つまり、コンポーザモードで既存の G3 キャラクターにボーンハンドを追加することによって、キャラクターの手や指をアニメートできるようになるということです。
ボーンハンドは 22 個のボーンセグメントで構成され、これによって手と指の滑らかなアニメーションを行うことが可能、さらにポーズのディテールを編集することもできます。
これらのボーンはモーキャップデバイスから手と指のトラッキングデータを受信し、手の動きを駆動することができます。
また、こうしたボーンを利用すれば、蜘蛛や多足類といったあらゆる生物種をアニメートすることが可能です。
G3 あるいはフリーボーンキャラクターのセオリーはボーンリグテクニックに基づいています。
- 三角形になっているボーンの底辺側が親ボーンになり、三角形の頂点側が子ボーンになります。
- 2つのボーンの間の三角形自体は、実はボーンではありません。 それはボーン間の繋がりやその方向性を可視化するための表示に過ぎません。
- Cartoon Animator は、まず最初に読み込まれた画像を多数の三角形に分割します。
- 続いて、Cartoon Animator は三角形の各頂点に対する影響力の重みを、その頂点に隣接する各ボーンからの距離に応じて計算します。
- ボーンが IK や FK メソッドによって移動や回転を行うと、それに応じて画像は変形しアニメーションします。
組み込み済みのボーンハンドキャラクターは G3 Bone Hand ライブラリ内にあります。
キャラクターのサムネイルとパスは以下のテーブルに記述されています:
アセット |
サムネイル |
場所(デフォルト) |
説明 |
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ボーンハンドキャラクター |
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このキャラクターのサムネイルにはボーン アイコンが右上コーナーにマークされています。 |
現在 Cartoon Animator にプレインストールされているモーションには、すべてスプライトハンドアニメーションが組み込まれています。 ボーンハンドキャラクターを G3 ヒューマンモーションに適用することはできますが、 テンプレートモーションを適用した後は、ボーンハンド上でスプライトハンドのアニメーションを見ることはできませんし、その逆もまた同様です。
ボーンハンドキャラクターに対しては、2D モーションキーエディタやハンドポーズエディタを使用してジェスチャを編集したりジェスチャをスイッチしたりすることが可能です。
あるいはハンドモーキャップデバイスからハンドジェスチャが追加された全身モーションを直にキャプチャすることもできます。