デフォーム / トランスフォーム変換機能を使用した表情のカスタマイズ
Cartoon Animator G2+ の顔面は、変形および変換機能を使用して、スプライト要素から異なるポーズインスタンスを作成できます。したがって、各ポーズごとに多数の画像を用意する必要はありません。顔アニメーション設定パネルに用意されているこの2つの方法で、ポーズを置き換えることができます。
このセクションを開始する前に、まず G2 ヘッドを G2+ ヘッドに変換し、コンポーザーモードに入る必要があります。その後、ツールバーの顔アニメーション設定ボタンをクリックします。
すると画面に顔アニメーション設定パネルが表示されます。
変形機能を使用して、表情の形状をドラマチックに構成することができます。
- 顔パーツパネルから顔のパーツを選択します。
- リスト内の表情のいずれかを選択して調整します。注意:
表情が選択されると、このパネルのガイドパネルのアニメーションが再生され、表情のアニメーションが示されます。それに応じて表情を調整してください。
- 変形ボタンを押して変形モードにします。
-
顔のパーツは、12のコントロールポイントを持つ変形ボックスで囲まれています。
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手順2 のサムネイルの説明と一致するように、コントロールポイントをドラッグして顔のパーツを変形させます。
- 他の表情についても、もっと誇張したい場合は同じ手順を繰り返します。
変形設定グループには、 デフォーム変形ボックスに影響を与えるいくつかの設定があります。変形ボックスを調整すると、顔のパーツが連動して影響を受けます。
- 変形ボックスの反対側のポイントを同時に移動するには、ミラーボックスを有効にします。
ミラーボックスが無効
ミラーボックスが有効
- コントロールエリアスライダをドラッグすると、変形ボックスを拡大または縮小することができます。
コントロールエリア :0.5
コントロールエリア :1.5
- 強度を上げるまたは強度を下げるボタンをクリックすると、表情の誇張をを増やしたり減らしたりできます。
強度を上げるボタンをクリック
強度を下げるボタンをクリック
- フリップボタンをクリックすると、変形ボックスが水平方向に反転します。
反転する前
反転した後
表情サムネイルのいくつかは似通っています。それらを同じに状態にしたい場合は、この機能を使用して、変形ボックスのステータスを別の表情にコピーすることができます。
- 変形設定グループのコピーボタンをクリックします。
- 変形ボックスをコピー元として使用したい表情の上にカーソルを置いて、サムネイルをクリックします。
このサムネイルの表情を形成している変形ボックスのステータスが、作業領域に即座に表示されます。 - ターゲットとなる表情のサムネイルにカーソルを移動してクリックすると、変形ボックスのステータスが貼り付けられます。
ターゲット表情の変形ボックスの元の状態
変形ボックスは、変形元ボックスのステータスに置き換えられます。
変換機能を使用して、表情の RTS(回転、位置、スケール)を設定できます。
- 顔パーツパネルから顔のパーツを選択します。
- リスト内の表情のいずれかを選択して調整します。
- 変換ボタンを押して変形モードに入ります。
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顔のパーツは、8つのコントロールポイントを持つ変換ボックスで囲まれています。
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手順2 のサムネイルの説明と一致するように、コントロールポイントをドラッグして顔のパーツを変換させます。
- 他の表情についても、変換したい場合は同じ手順を繰り返します。
目、虹彩、眉などのペアになっている顔のパーツについては、一方の側の表情を変形・変換し、その設定を他方の側にコピーすることができます。これにより顔パーツの対称性を確保しつつ、設定時間を節約します。
- 顔パーツパネルから顔のパーツを選択します。
- リスト内の表情のいずれかを選択して調整します。
- 前のセクションで説明した手順に沿って、表情を変形・変換させて調整します。
- ミラーオプションボタンをクリックします。
ミラーオプションパネルが表示されます。ミラーオプションミラーオプションパネルでは、表情をミラーリングする方法を選択できます。
- 現在の表情をミラーリング :選択した表情を相対的に反対側の表情に反映させます。
- すべての表情をミラーリング:リスト内のすべての表情を反対側に反映させます。
- 角度によるミラーリング:すべての表情を反対の角度で反対側に反映させます。
- 現在の表情をミラーリング :選択した表情を相対的に反対側の表情に反映させます。
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3つのラジオボタンのいずれかを選択してミラーリング方法を決定し(この場合は最も基本的なもの、現在の表情をミラーリング )、適用ボタンをクリックします。
- 反対側の顔のパーツを選んで、相対するパーツを選択すると、変形と変換の設定が反映されていることがわかります。