PSD エディタを使用して G3 フリーボーンキャラクターを作成する(4.1 の新機能)
画像エディタを使えば、どんな PSD 画像でも Cartoon Animator で使用する G3 フリーボーンキャラクターに変換できます。 変換されたキャラクターは、カスタムボーン構造を使用してキーフレームモーションによるアニメーションを行うことができます。
以下のステップでは、PSD エディタで G3 フリーボーンキャラクターを作成し、それを Cartoon Animator に持ち込んでアニメーションする方法を説明します。
ステップ1:キャラクターの作成とインポート
- ツールバーのカスタム PSD エディタボタンをクリックし(この例では Photoshop)以下のダイアログのインポートオプションのいずれかを選択します。
- 新しいオブジェクト:このオプションは PSD エディタを起動し空白の新規ファイルを開きます。
- ファイルを開く:このオプションは既存の PSD ファイルを選択するためのファイルブラウザを開き、それを PSD エディタに読み込みます。
注意:- Cartoon Animator との同期関係を作成 したい場合は、このダイアログでファイルを開くオプションをクリックする必要があります。
- あるいは Cartoon Animator のワーキングエリアに PSD ファイルをドラッグすることも可能です。 PSD ファイルの編集を続けたい場合は、それを画像エディタで起動することができます。
- 新しいオブジェクトボタンをクリックすると、
PSD エディタは自動的に Default という名前の新規ファイルを伴って起動します。
キャラクターのデザインを最初から始めることができます。(この作例では、樹木)
- 満足な結果が得られたら、ホットキー:Ctrl + S を押して画像を PSD エディタから Cartoon Animator に送信します。
注意:
プロジェクトを保存する前に、画像レイヤーをラスタライズして画像エディタで適用された効果をレイヤーに統合しておいてください。 そうしないと、Cartoon Animator 内ではその効果は無視されてしまいます。
- Cartoon Animator に戻り、ダイアログのボーンアクターボタンをクリックします。
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これで PSD 画像は画像エディタとの同期を保ったまま、フリーボーンキャラクターに変換されます。
この新しいキャラクターアイテムはシーンマネージャの G3 アクターグループで確認することができます。注意:PSD 同期 アイコンが表示されていれば、そのオブジェクトは現在、画像エディタ内の PSD プロジェクトと同期されています。 詳細は PSD エディタで複数のプロジェクトを管理する セクションを参照してください。
ステップ2:キャラクター画像のアップデート
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画像エディタに再度移動し、樹木に葉を何枚か追加して幹を白く塗ります。
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満足な結果が得られたら、PSD エディタでホットキー:Ctrl + S を押して、Cartoon Animator の画像をアップデートします。
すべての変更点が直接アップデートされます。
注意:
このキャラクターをコンテンツマネージャのカスタムキャラクターライブラリに追加して、後から使用することもできます。
ステップ3:キャラクターにリグを入れてアニメートする
- キャラクターをアニメートするには、それを選択して機能ツールバーのコンポーザー ボタンをクリックし、キャラクターのボーン構造をカスタマイズします。
- 画像エディタの PSD 編集プロジェクトと対象キャラクターの接続が解除されることを確認するメッセージが表示されます。OK をクリックします。
- コンポーザーモードで、機能ツールバーのボーンエディタ ボタンをクリックしてボーンエディタパネルを開きます。
- ボーンを追加ボタンをクリックしてキャラクターに新しいボーンを追加します。
ボーンを画像にバインドするのに、初期ノード(赤い点)を画像上の適切な位置に移動させる必要があるかもしれません。
- ステージに戻る ボタンをクリックしてステージモードに戻ります。
- キャラクターを選択してホットキー K を押し、2D モーションキーエディタパネルを開きます。
キャラクターをドラッグしてアニメートし、様々なタイムフレームでモーションキーを設定します。
注意:
キャラクターは IK および FK チェーンによってコントロールすることができます。
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再生してキャラクターアニメーションを確認します。