After Effects へのスマートエクスポート(4.5 の新機能)
After Effects へエクスポート機能を利用したスマートエクスポートは、シーン構造を自動的に再構成し、選択されたオブジェクトで Adobe After Effects 内に同一の CTA プロジェクトを再現します。
この行程は Cartoon Animator と Adobe After Effects の間に最適化された動画パイプラインを構築します。 アニメーションの出力を高速化し、動画編集ソフトでレイアウトをやり直す時間を節約できます。 Cartoon Animator - AE Script でプロジェクトをインポートすると、オブジェクトのレイヤー関係やトランスフォームキーが持ち込まれ、シームレスなポストプロダクションが可能です。
スマートエクスポートの利点:
- 最適化されたバウンディングを持ったアニメーションオブジェクトは、他のビデオフッテージと簡単に合成することができます。
- カメラの移動キー、オブジェクトのトランスフォームキー、各オブジェクトの Z デプス、レイヤーの関係など、有用な情報が JSON ファイルで配信されます。
- 静止したオブジェクトは単独の画像としてフィルタリングされるため、オブジェクトの管理が容易になり、同時に出力時間とストレージ領域の節約にもなります。
After Effects へエクスポートパネルでは、システムのパフォーマンスに応じて、オブジェクトを PNG シーケンスイメージにエクスポートするか、単一の透過 MOV 動画にエクスポートするかを選択できます。
対応形式 | PNG シーケンス | MOV 動画 (Windows / Mac) |
出力速度 | 非圧縮なので高速 | QuickTime 圧縮のため低速 |
ファイルサイズ | オリジナルの画像サイズ | 圧縮されたファイルサイズ |
解像度 | 非圧縮のオリジナル品質 | 最大 4096 x 4096 の QuickTime 圧縮 * |
プレビューレンダリング速度 | オリジナルのため低速 | 圧縮により高速 |
* オブジェクトのモーションオフセットが最大 MOV 出力サイズ(4096 x 4096)を超えてしまう場合は、 PNG 画像シーケンスが MOV 動画に代わって作成されますのでご注意ください。
詳細は以下のセクションを参照してください: