BASIC 変換

キャラクターの BASIC 変換の特徴は以下のとおりです:

  • この変換メソッドは Skin (肌)Eyes (目)Eyelashes (まつげ)Teeth (歯)Nails (爪)Hair (髪)Clothes (衣服)Accessories (アクセサリー)Gloves (手袋) そして Shoes (靴) に対して適用されます。
  • 上にリストアップしたアイテムのテクスチャの内、チャンネルに読み込まれ適用されるのは Diffuse (ディフューズ) および Opacity (透明度) (まつげのみ)です。
  • 正しいテクスチャ変換結果が保証されます。
  • DAZ アセットをインポートする最速の方法です。
  • Poser コンテンツに最適です。

以下の手順では DAZ 3D の G8 キャラクターを例として取り上げます。

DAZ 3D からキャラクターをエクスポートする

  1. モーフィングや衣服などを含んだキャラクターを DAZ 3D で作成します。
  2. DUF ファイル G8FemaleT_pose.duf を、T ポーズのキャラクターにドラッグ&ドロップします。

    Character Creator 4 をデフォルトのパスにインストールしている場合、以下のパスでファイルを見つけることができます。
    C:\Program Files\Reallusion\Character Creator 4\Program\Assets\ExternalFiles\DazResource\T_Pose
  3. キャラクターが T ポーズになり、エクスポートの準備が整います。
  4. 下図に示す設定で FBX をエクスポートします(FBX 2012 -- Binary が必須です)

    * Embed TexturesCollect Textures to Folder ボックスはアクティブにしないでください。
    • アクティブ化ディフューズ透明度のテクスチャが FBX ファイルに埋め込まれます。キャラクターをエクスポートするのに時間が長くかかります。
    • 非アクティブ化ディフューズ透明度 テクスチャのリンクが FBX ファイルに保存されます。リンクパスは次のようになります --> C:\Users\Public\Documents\My DAZ 3D Library\Runtime\Textures\DAZ\Characters\...
  5. キャラクターを FBX ファイルとして保存します。

Character Creator へのインポート

  1. Character Creator を起動します。
  2. Create メニュー > Transformer コマンドにアクセスします。
  3. 前の手順でエクスポートしたファイルを選択します。
  4. ダイアログボックスが表示されたら BASIC ボタンをクリックして、DAZ でキャラクターに適用されている DiffuseOpacity (まつげのみ)のテクスチャをロードします。
  5. Asset Import Status Report パネルで Bake Body Texture をアクティブにして、変換されたキャラクターのまつげおよびマテリアル用の DAZ テクスチャを承認します。

    ベイク後のテクスチャのサイズを Bake Max Texture Size ドロップダウンリストから選択して設定することもできます。
  6. Asset Import Status Report パネルでキャラクターのコンテンツのタイプを照合します。
  7. OK をクリックして、キャラクターとそのアセットをインポートします。これで DAZ 3D のキャラクターが綺麗に変換されて Character Creator に取り込まれます。
  8. DiffuseOpacity (まつげのみ)のテクスチャが自動的に読み込まれます。これらのチャンネルは Texture Settings セクションで確認できます。デフォルトではフォルダーは次のパスにあります:C:\Users\Public\Documents\My DAZ 3D Library\Runtime\Textures\...
    • FBX に埋め込まれたテクスチャ:テクスチャは FBX ファイルから抽出されます。
    • FBX に埋め込まれていないテクスチャ:FBX ファイルにリンクされているテクスチャが、テクスチャフォルダから取得されます。デフォルトのパス:C:\Users\Public\Documents\My DAZ 3D Library\Runtime\Textures\...

詳細については、変換後のプロシージャセクションを参照してください。