オブジェクトのリアルタイムスムーズ

リアルタイムサーフェススムージングは、システムパフォーマンスを犠牲にすることなく、シーン内の 3D エンティティの見た目を向上させる技術です。 リアルタイムはかつては低ポリゴンの代名詞でしたが、Character Creator はコンピュータの GPU のリソースを最大活用することで、リアルタイムに(そしてリアルタイムのみに)ポリゴン数を増大させ、低ポリゴンオブジェクトの表面をより滑らかで詳細に表現することを可能にします。

コンピュータグラフィックスにおいて、テセレーションはシーン内のオブジェクトの頂点セットを管理し、レンダリングに適した構造に分割するために使用されます。 特にリアルタイムのサーフェーススムージングでは、DirectX 11OpenGL などに見られるように、データは三角形にテセレーションされます。

リアルタイムスムーズの利点

Character Creator 内で Realtime Smooth を使用することにはいくつかのメリットがあります。.

  • レンダリング:リアルタイムプレビューの際、より良い、より滑らかなレンダリング結果を提供します。

    オブジェクトの、元々のハードエッジなシルエットとサーフェース。

    Realtime Smooth によってメッシュの角張りが滑らかになります。

  • 3D エンティティ:3D エンティティを、全体の形状を保ったまま滑らかにします。

    元のシェイプ。

    テセレーション後は、元の形状を保ったままで表面は滑らかになる。

  • プロジェクトサイズ:保存したプロジェクト(*.ccProject)のサイズを肥大化させずに、そのビジュアル品質を確保することができます。

リアルタイムスムーズ

リアルタイムスムージングは、オブジェクトの外観を大幅に向上させることができます。 デモンストレーションとして、以下の手順に従ってください:

  1. リアルタイムスムーズ機能を適用したい 3D オブジェクトを 1つ選択します。
  2. Modify >> Realtime Smooth >> Tessellation または Subdivision コマンドを実行します。
     

    オリジナル

     

    Tessellation

    Subdivision

  3. スムージングは、各オブジェクトに個別に適用されます。