新しい表情システムの仕組み(v7.0 新機能)
モーフリスト変換ルール
以下の表は iClone 6 と iClone 7 の顔のポーズの違いを示しています。顔のポーズは iClone 6(左列)の 36 から iClone 7(右列)の 60 に増加しました。
Split は元のポーズから新しいポーズが分岐されたことを意味し、New はそれらがまったく新しい顔ポーズであることを意味します。
下のアニメーション GIF は、60 個の新しい顔ポーズのすべてを順を追って示しています。
現在、Character Creator 形式のキャラクターには、この新しい顔面システムが完全に実装されています。
互換性の取り扱い
- Character Creator (CC) 1 と Character Creator 2 のキャラクターをインポートすると、iClone 7 は不十分な表情シェイプ(モーフ)を補完する自動変換を実行します。
- RL Head の操作は、CC アバターと同様です。
- CC キャラクターだけでなく、G5 や非標準の(Daz やカスタマイズされた)キャラクターを iClone 7 にインポートした際にも、自動的に新しいシステムに変換されます。ただし、新しい表情セットは使用しません。
3DXchange を介して欠落したデータを埋め、G5 および非標準キャラクターをサードパーティの 3D ソリューションに使用する方法については、後ほど説明します。
注意:
- G5 や非標準モデルをデータ更新しないで使用すると、古いデータと新しいデータが混在して以下の問題が発生します。
- 部分的な結果 (Partial Result) とは、適切な効果を持たない特定の表情に対してコンテンツ(MotionPlus、iTalk)やプロファイル(フェイスパペット、フェイスキー)を適用することを指します。 この問題に遭遇した場合は、このページの始めにある「モーフリスト変換ルール」の表を参照してください。
- G5 や非標準モデルをデータ更新しないで使用すると、古いデータと新しいデータが混在して以下の問題が発生します。
- CC キャラクター以外では、モーフデータが不十分なキャラクタの フェイスキーや フェイスパペット ウィンドウを開くと、通知ウィンドウがポップアップします。
フェイスキーエディタでは、いくつかのスライダが無効になります。 - 不十分なモーフィングデータに遭遇した場合、フェイスパペットパネル > 顔の細かい造作テーブルのユーザインタフェースには「N / A」と表示された編集不可のシェイプが含まれる場合があります。
- モーフテーブルに不十分なデータが書き込まれると、インタフェースは新しく記入されたコンテンツで上書きされます。