CC3 Base+ キャラクター（3.3 の新機能）

Character Creator v3.3 では、Digital Human アセットをサポートするために新しい CC3 Base+ ベースのキャラクターが導入されています。 Digital Human システムではリアリズム向上のために、キャラクターのメッシュ、UV、リグ構造に改良が加えられました。そのプロセスにおいて、ボディメッシュは Zbrush などのツールを使用してより簡単にスカルプトが出来るようになっています。

CC3 Plus Characters を使用するメリットには以下のようなものがあります：

トポロジー / メッシュの改良：均等に配置された四角ポリゴンと完璧なエッジループによって、アニメーション中のデフォーム変形がスムーズになります。
UV 最適化：頭部の UV には首までの領域が含まれています。高精度の鼻、唇、手。シングルパスでのテクスチャーベイクをより容易にする UDIM レイアウト。
スキンリギングの改良：バインドポーズとして A-pose に加えて T-pose もサポート。アニメーションとポーズ改良のために強化されたスキンウエイト。
コンテンツアップデート： 新しい目の構造そして、睫毛と爪のモーフスライダーを収録。
コンバージョンと互換性： CC3 Base キャラクターは自動的に CC3 Base+ キャラクターに変換されます。

Character Creator には４種類の変換可能なベースキャラクター、 CC1 (Character Creator 2 以前のバージョン)、CC3 (Character Creator 3 用)、Game Base (Character Creator 3 用)、CC3 Base+ (Character Creator 3 用)があります。基本的には、ほとんどの機能はこれら３タイプのキャラクターに対して適用可能です。しかし中には、それぞれの違いや適用可能な機能の差があります。

ベースキャラクター性能表

	CC1	CC3	CC3 Base+	Game Base
ボーン数	139	100	100	72
ポリゴン数：全要素ボディ全体、眼球、歯、舌、涙腺（CC3+ のみ）、目のオクルージョン（CC3+ のみ）を含む	13830	16457	17683	8723
ポリゴン数：ボディ全体頭部とボディを含む	10620	13100	14046	5610
ポリゴン数：頭部睫毛、涙腺を含む	3120	3734	4758	1455
メッシュ数：頭部／ボディ比率	41%	39%	51%	37%
テクスチャ数	5	6	6	1 / 2 / 6 (シングル / 睫毛 / マルチ)
V3.3 新機能涙腺とオクルージョンメッシュで目を強調			V
V3.3 新機能 UDIM			V

シェーダ

	CC1	CC3	CC3 Base+	Game Base
Digital Human Shader		V	V

モーフとスキン調整

	CC1	CC3	CC3 Base+	Game Base
モーフとスキンテンプレート		V	V
ダイナミックテクスチャ編集	V Appearance Editor		V SkinGen
スクリーン上でのスカルプトモーフ	V	V	V
モーフスライダ調整	V	V	V

コンテンツ作成機能

	CC1	CC3	CC3 Base+	Game Base
モーフスライダ作成	V	V	V
キャラクタ自動リギングのためのモーフフィット用ボーン調整機能		V	V
ボーン調整		V	V	V
V3.3 新機能アニメーションの初期ポーズを T-Pose に修正		V	V
衣服の自動スキニング		V	V	V
衣服のスキンウエイト編集		V	V	V

キャラクターパイプライン

	CC1	CC3	CC3 Base+	Game Base
変換機能		V Daz, Poser, iClone	V Daz G3 & G8
V3.3 新機能高ポリゴン法線ベイク用にベースをリトポロジー処理		V Daz, Poser	V Daz G3 & G8
Go Z		V	V

LOD 機能（InstaLOD による）

	CC1	CC3	CC3 Base+	Game Base
ポリゴン最適化		V	V	V
リメッシュ機能		V	V	V
マテリアルの統合		V	V	V

マテリアルの統合

	CC1	CC3	CC3 Base+	Game Base
RLHead(*.rlHead) との互換	V
iClone 旧バージョン（6）用に iAvatar を保存	V

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