スプリングエフェクトをプロップに追加する

プロップの特定の部分にスプリング効果を加えることによって、アニメーションはよりダイナミックでリアルなバウンス効果が得られます。 このパイプラインは、他の 3D ツールで作成されたボーンスキンモデルや、iClone で構築されマージされたモデルに適しています。

* なお、キーフレーム編集の際には、ボーン列のスプリング効果をオフにすることも可能です。

スプリングエフェクトを追加する

1. iProp または FBX 形式で、ボーンスキン構造を持つモデル（以下の例では、Reallusion 社の Wild Animal Content Pack のプロップ）を読み込みます。
   
   注意：

   iClone でプロップが複数のプロップから構築されている場合は、Character Creator に読み込む前にマージしておいてください。

   iClone で構造化されたプロップを構築する

   1. トランスフォームした（またはしていない）パーツを、単一のメインルートプロップにアタッチします。

      順を追ってアタッチ	Scene Manager での構造（シングルルートのみ）。

   2. ルートプロップ を選択し、Modify ページで Transform セクションにスクロールします。
   3. 構造の歪みを防止するために、Reset Scale をクリックしてすべてのサブノードのサイズを初期化します。
      
   4. Modify パネルの Attach セクションにスクロールします。 Merge ボタンをクリックします。
      

      スプリングエフェクト適用後。

2. プロップを選択し、Modify パネルで、Modify セクションの Edit Spring ボタンをクリックします。
   
3. Modify パネルが Spring Editing モードに切り替わります。.
   
4. スプリング効果を適用したいボーンを選択し、Active チェックボックスをクリックして、スプリングパラメータを調整します。

   この例では、プロップの頭部と尾部のボーンにスプリング効果を与えています。

   詳しくは、以下の項目をご参照ください。
   • スプリングエフェクトの設定
   • スプリンググループの管理
5. モデル全体を 1つのプロップ（.iProp）としてエクスポートします。
6. プロップを iClone にロードします。 プロップをアニメートすると、スプリング効果を確認できます。

   スプリングエフェクト無しのプロップ。	スプリングエフェクト有りのプロップ。