MotionPlus は、ひとつのファイルにすべてのモーションデータを含む新しい形式です。 iClone の異なるキャラクタを再利用するのは簡単です。 3DXchange を使用することにより、すぐに iClone おキャラクタをカスタムすることができ、お好みの 3D ソフトウェアにアニメーションと共にキャラクタをエクスポート(MotionPlus 形式で)することができます。
MotionPlus の利点:
MotionPlus はひとつの iClone キャラクタに異なるモーションやアニメーションを組み合わせるために使用する新しい形式です。 体の動き、顔の表情、コンストレイント キー、スプリング状態あるいはアクセサリーのデータ が含まれます。下の表を参照してください:
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iClone のキャラクターデータ |
MotionPlus に含むことができます。 |
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モーション |
体の動き |
モーションクリップ |
O |
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右手クリップ |
O(モーション用にベイク) |
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左手クリップ |
O(モーション用にベイク) |
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モーションレイヤーキー |
O(モーション用にベイク) |
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コンストレイント キー |
視線 |
O(モーション用にベイク) |
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HIK(HumanIK の)リーチ&足の接触 |
O(モーション用にベイク) |
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パス |
O(モーション用にベイク) |
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リンク |
O(モーション用にベイク) |
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顔の表情 |
ボイスクリップ |
O |
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唇同期キー |
O |
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表情クリップ |
O |
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顔レイヤーキー |
O |
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サウンド |
O |
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可視化 |
O |
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スプリング状態 |
O |
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アクセサリーデータ |
アニメーション |
O |
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サウンド |
O |
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可視化 |
O |
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スプリング状態 |
O |
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MotionPlus は複数のデータを含みますが、FBX 形式にエクスポートする場合は、 FBX によってサポートされていないデータは無視されファイルから削除されます。 一方、動きやアニメーションに関連しりデータは、骨にベイクまたはフラットにされます (モーションライブラリのアイコンセクションを参照してください):
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iClone のキャラクターデータ |
FBX によって含むことができます。 |
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ボディーモーション |
O(モーション用にベイク) |
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顔の表情 |
ボイスクリップ |
X |
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唇同期キー |
O(モーション用にベイク) |
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表情クリップ |
O(モーション用にベイク) |
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顔レイヤーキー |
O(モーション用にベイク) |
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サウンド |
X |
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可視化 |
X |
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スプリング効果 |
O(モーション用にベイク) |
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アクセサリーデータ |
アニメーション |
O(モーション用にベイク) |
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サウンド |
X |
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可視化 |
X |
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|
スプリング効果 |
O(モーション用にベイク) |
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iClone のから FBX へのモーションデータのワークフローを以下の図にまとめました。
(キャラクタのボイスは MotionPlus に含めることができますが、FBX
にエクスポートする際に削除されます。)
下のリンクを参照してください:
iClone のキャラクター用に MotionPlus データを(iClone で)再利用する
カスタムキャラクターの右クリック動作リストを作成する(iClone とコラボ)
外部の 3D ツールへのキャラクタのデータをエクスポートする(iClone とコラボ)
他の 3D ツールによって作られたキャラクター用の MotionPlus(iClone とコラボ)